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なつかしや

味楽園がプロデュースする、どこか「なつかしい」お菓子たち。
どの商品も、昔ながらの素朴な味を守っている、小規模なお菓子屋工場で作られています。
うれしい食べ切りサイズ。
良い素材を選び、できるだけ添加物を使わずに、1つ1つ丁寧に仕上げています。
ラベルは、はんこ作家「norio」さんの作品です。
■はんこのnorio http://www.noriohanko.com/

残していきたい「日本の昔菓子」

昔ながらの素朴なお菓子が好きです。職人さんが作るきなこや、あんこなどのシンプルな素材で出来た地味だけど飽きのこないお菓子。いつも身近にあった、昔から愛されているお菓子。
30年ほど前までは、住居兼の工場でお父ちゃん、お母ちゃんでやっている飴屋さん、おこし屋さん、煎餅屋さんのある風景が各地で見られました。ところが、後継者がいないなどの理由でそういった工場は全国的に減少の一途をたどっています。
これらのお菓子は一般的に量販店等で「流通菓子」と呼ばれ、流通問屋さんを介して、安い価格で流通しています。そこでは「安価にたくさん生産する」ことが価値となります。当然、原材料もそれに合わせて安く抑える必要があります。購入するのは主に高齢者。若い世代には馴染みのないものになりつつあります。
そんな中でもこうしたお菓子を残していきたいと、頑張っている作り手たちがいます。そんな人たちと一緒に面白いことができないか?というところから、今回の新商品シリーズの企画がスタートしました。

作り手が誇りを持って、作り続けることができるように

味楽園ではこれまでも、誰がどのように作っているかがなるべく分かる素材で、出来るだけ添加物を使用しない商品を作り手と一緒に手掛けてきました。
良い材料を使い、商売が「継続できる」価格で、作り手が誇りを持って商品を作ることができるように。当然、お客様にも喜んで買っていただけるように。
まずは容量を減らし、食べ切りサイズを基本としました。次に売る場所。食品売り場だけなく、雑貨屋さん、家具屋さん、服屋さん、美容室、花屋さんなどでも自然に手にとっていただけるように。特に若い方に、ワクワクしながら選んでいただきたいと思いました。

ラベルデザインは、はんこ作家のnorioさん

商品のラベルデザインは、はんこ作家のnorioさん(http://www.noriohanko.com/)の手によるものです。彼女は対面販売で一人ひとりと話をしながら、どんなはんこにして欲しいかを聞き、その場でゴムはんこを彫ります。そこにインクを数色重ねて塗ることによって、きれいなグラデーションになってはんこが押されます。はんこを押すときのワクワク感と、なんだかなつかしい感じが、今回の新商品シリーズにぴったり重なりました。

私たちもnorioさんのはんこ完成を楽しみに待っていましたが、想像以上に楽しくて可愛らしく、この商品にぴったりの作品に仕上がったと思います。

東京の下町手仕事シリーズ

特に、以下でご紹介するアイテムは、「東京の下町手仕事シリーズ」として作り手の名前をラベルに印刷してご紹介しています。
これらは東京・下町エリアにある30~40代を中心とした比較的若い世代があとを継ぎ、未来を見据えて頑張っている工場と協力して完成した商品です。他商品と同様、可能な限り国産素材を使い、極力添加物を使わずに作ってもらっています(製造ロットや味に課題があり、難しいものは一部添加物などが入っています)。

1923年(大正12年)の関東大震災以前、菓子工場は神田界隈に集中していたそうです。震災以降、それらは墨田区、台東区など周辺地域へ移転。また、錦糸町に多くの菓子問屋が存在していたことから、足立区、荒川区、葛飾区、江戸川区など、いわゆる東京下町エリア全体へと、この地区の地場産業の1つとして、菓子製造業が広がっていったといいます。
第2次世界大戦を経て、昭和30年代の半ば頃まではこれらのエリアには小規模な菓子工場が多数存在していました。ところが昭和40年代に入ると、スーパーマーケットの台頭などから、前述の「流通菓子」が主流になり、1軒、また1軒と、小さな菓子工場は姿を消していってしまいました。

・「素朴で美味しい、日本の昔菓子」を次の世代に伝えていきたい。
・特に日本の首都である東京において、職人による手仕事を身近で感じられる環境を残したい。
・どこかに人の手のぬくもりが感じられるお菓子を、これからも作り続けてもらいたい。

同じ東京にある食品卸を手掛ける会社として、当社もそのような思いを胸に、このシリーズを企画致しました。

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