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三黒製菓株式会社(鈴カステラ、ジャムサンドクラッカー)

三黒製菓株式会社(鈴カステラ、ジャムサンドクラッカー)

足立区千住(工場:埼玉県八潮市)

1950(昭和25)年、社長の黒川慶一さんの祖父が、3人兄弟で手掛けていた菓子製造業を、それぞれ会社として独立させる形で創業。ジャムやクリームをはさんだサンドやママレードクラッカーなどビスケット加工品、甘納豆の製造を手掛けてきました。
現在主力商品となっている鈴カステラを作るようになったのは、社長のお父様の代から。かつては鈴カステラのメーカーはたくさんありましたが、みな廃業し、現在では全国で5~6社。ジャムサンドクラッカーを製造しているのは1社だけだそうです。社名の三黒製菓は「3人兄弟の黒川」に由来しています。

「鈴カステラ」ができるまで

「鈴カステラは小麦粉、卵などを混ぜ合わせて生地を作って焼く。実にシンプルなお菓子です」と黒川さん。
まず、卵、砂糖、蜂蜜を混ぜ合わせ、さらに牛乳と小麦粉を加えます。次にミキサーで生地を練っていきます。生地をしっかり泡立てることにより、ふんわりした仕上がりになります。
生地を焼く型は、タコ焼き機のような球状で上が空いた形。その型に生地を流し込み、上下から200~300℃の熱を加えると、生地が膨らんで浮き上がってきます。こんがりと美味しそうな焼き色がついたら、グラニュー糖をコーティングして完成です。
「シンプルなお菓子だけに、焼き加減が重要。少し焼きすぎると硬くなるだけでなく、苦味が出てしまいます。ふっくらとした食感で、香ばしさがある焼き加減がベストです」(黒川さん)。

「ジャムサンドクラッカー」ができるまで

ジャムを適度な硬さになるまで温めます。定番のいちごジャム、りんごジャムの他、あんずなど季節のジャムがあります。サンド機に温めたジャムとクラッカーをセットし、ジャムを絞りだしていきます。現在は機械で吸い上げてクラッカーを載せ、ジャムをサンドしますが、かつては職人が1枚1枚この作業を手で行っていたというから驚きです。

作り手からのメッセージ

黒川慶一社長

足立区には昭和20年代から30年代を中心に、多くの菓子メーカーがありました。今では数が少なくなってしまいましたが、地域の仲間と一緒に、工場の敷地を使って直売会を開催するなどの取り組みも行っています。地域の産業としての菓子づくりを大切に考えています。

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