お茶や無添加に近いお菓子のお取り寄せ|味楽園TOP ≫ いろいろ選べる名店の味・季節の味・地域フェアー ≫ なつかしや ≫ 篠原製菓(雷おこし)

篠原製菓(雷おこし)

篠原製菓(雷おこし)

足立区関原

1958(昭和33)年創業。社長の篠原勝之さんは、御年80歳。中学を卒業して上京し、浅草のおこし屋での修業を経て24歳の時に独立しました。工場を案内してくれた入社4年目の田中佑樹さんは、篠原社長の孫にあたります。子どもの頃は学校が終わってからここに来て、手伝うこともあったという田中さん。大学を卒業してからは別の仕事に就き、海外にワーキングホリデーに行ったりして過ごしていましたが、「母が3姉妹で、孫の中でも男は僕だけ。5年ほど前に廃業する、という話を聞いて、やっぱり僕がやろうかなと思った」(田中さん)。
今はまだ、職人としての大先輩である社長に教えを請いながら基本的なことを身に付けている段階、と言いますが、新商品開発のための研究にも意欲的に取り組んでいます。

「雷おこし」ができるまで

「おこし種」は専門の業者から仕入れます。小麦由来のもの、米由来のものがあり、大きさや色などが異なる約20種類を、商品によって使い分けたりブレンドしたりしています。
「おこし種」、水飴(この商品に使っているのは、国産の甘藷澱粉から作った水飴)、砂糖の3つが、雷おこしの基本的な材料です。
ミキサーに砂糖、水飴を入れて煮詰めたあと、おこし種を入れて撹拌します。タイミングを見極め、圧延機に移動して平らに伸ばしたら、所定の大きさに裁断します。
「おこしづくりで難しいのは、タイミングと温度。季節や天候、おこしだねと水飴の配合などによっても、適した温度が変わってきます。僕はまだまだ計測器を使わないとできないですが、社長は見ただけでタイミングも温度も分かるんですよ」と田中さん。

作り手からのメッセージ

田中佑樹さん

雷おこしは既に完成された商品だと思っていましたが、実際に作り始めてみると、まだまだ新しい可能性があると考えるようになりました。雷おこしはもっと美味しくできる。それも「雷おこしの中では美味しい」ではなく、「お菓子の中で美味しい」と思ってもらえるように、挑戦をしていきたいと思います。

前のページに戻る

【お取り寄せ】おいしいお茶と無添加に近いお菓子や食品|味楽園ネット|フェイスブック
味楽園のお菓子

干し柿ゼリーが売れる理由

味楽園の美味しいお茶